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コラム

2025.05.08 職種についてもっと知りたい

メディカルソーシャルワーカーのお仕事とは

メディカルソーシャルワーカー(MSW: Medical Social Worker)は、

医療機関において患者やその家族が抱える様々な社会的、経済的、心理的な問題に対して支援を提供する専門職です。以下に、メディカルソーシャルワーカーの具体的な仕事内容を詳しく説明します。

 

  1. 相談・カウンセリング

メディカルソーシャルワーカーは、患者やその家族の相談に応じます。患者が病気や治療に対して抱える不安やストレス、経済的問題などについてカウンセリングをおこない、精神的なサポートを提供します。

 

  1. 社会資源の提供とコーディネート

患者が必要とする社会資源や福祉サービスを紹介し、利用できるように手続きのサポートをおこないます。これには、介護保険サービス、生活保護、障害者手帳の取得、経済的支援などが含まれます。患者が適切な支援を受けられるよう、地域の福祉機関やNPO、行政機関との連絡・調整もおこないます。

 

  1. 退院支援と退院後のフォローアップ

退院後の生活が円滑に進むように、退院支援計画を作成します。退院後に必要となる医療サービスや福祉サービス、在宅介護の手配などをおこない、患者が安心して退院できるようにサポートします。また、退院後もフォローアップをおこない、必要な支援を継続的に提供します。

 

  1. ケースマネジメント

個々の患者のケースを管理し、必要な支援が適切に提供されるよう調整します。これには、患者の状況を定期的に評価し、支援計画を見直すことが含まれます。多職種チーム(医師、看護師、理学療法士など)と連携し、包括的な支援を提供します。

 

  1. 精神的支援と危機介入

患者やその家族が急な病気や事故などで精神的に危機的な状況にある場合、迅速に対応し、必要な支援を提供します。心理的な安定を図るためのカウンセリングや、適切な支援機関への紹介をおこないます。

 

  1. 医療費や経済的問題への対応

患者の医療費負担や経済的問題に対するサポートをおこないます。高額療養費制度や医療費助成制度の利用手続きの支援、福祉資金の貸付や生活保護の申請サポートなどをおこない、患者が経済的な理由で治療を中断することがないように努めます。

 

  1. 患者・家族教育と啓発

患者やその家族に対して、病気や治療についての理解を深めるための教育をおこないます。また、病気の予防や健康管理に関する情報提供をおこない、患者が自分の健康を管理できるように支援します。

 

  1. 記録と報告書の作成

患者の状況や支援内容を適切に記録し、必要な報告書を作成します。これにより、チーム内での情報共有を円滑におこない、継続的な支援を確実にします。

 

  1. 法的支援

患者が法的な問題に直面した場合、必要な法的支援をおこないます。これは、成年後見制度の利用、医療同意書の作成支援、遺言書の準備などを含みます。

 

  1. チーム連携と多職種協働

メディカルソーシャルワーカーは、医師、看護師、リハビリスタッフなど他の医療専門職と協力し、患者の全人的なケアを提供します。多職種チームの一員として、患者の治療計画や退院計画の策定に参加し、社会的・心理的側面からの支援をおこないます。

 

メディカルソーシャルワーカーは、患者が病気や治療に対する不安や困難を乗り越え、より良い生活を送れるように、多岐にわたるサポートを提供します。その仕事は患者の生活の質を向上させるために非常に重要な役割を果たしています。

 

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